2020年2月13日
第36代 会長 辻 大輔
『温故知新』
~新しい時代に歩を進めよう~
「生き残る種というのは、最も強いものではない、最も知能の高いものでもない。変わりゆく環境に最も適応できる種が生き残るのである」。
これは進化論で知られる、ダーウィンの有名な言葉です。
「変わりゆく環境」・・・・・。
激変する世界情勢の中で、令和2年度は日本経済にとって大変重要な節目の年となるのではないでしょうか。混迷する世界の中で将来を見据え、それに適応する行動を取らねばならない年になるのかも知れません。
政府は「観光は成長戦略の大きな柱の一つであり、地方創生の切り札、世界が訪れたくなる日本を目指し、観光先進国という新たな高みを実現していく」を掲げ、外国人観光客の誘致に力を入れ、経済対策においてもインバウンドへ特に力を入れています。
また、AIやIoTの技術革新によりグローバル化、デジタル化がさらに進み、時代の流れるスピードは今後もますます速くなるでしょう。その中で生き残るには先に述べたように時代に適応し、自分を進化させるしかありません。
そんな激変する時代の中、市川YEGは創立36年目を迎えます。それは、市川YEGの礎を築いてきた諸先輩方の活動の歴史です。
我々YEGメンバーは、その活動の軌跡を尊重し、新たな挑戦を試みる事が必要です。そこで、令和2年度の市川YEGスローガンは、『温故知新』~新しい時代に歩を進めよう~とします。
YEGの指針の中に「文化を伝承しつつ新しい文化の創造に向かって歩を進めよう」とあります。まさに、『温故知新』~新しい時代に歩を進めよう~そのもので、先人たちが築いてくれたそれらを伝承し、時代に合わせた形に変え、次世代へと繋ぐ役割が我々市川YEGにあると考えます。
近年、会員が拡大し新しい仲間がたくさん出来ました。年齢や入会歴に捉われず、やる気のある者、熱のある者が活躍できるような会になれば相乗効果も生まれ、活気ある市川YEGになるものと確信しております。単会での対内活動はもとより、千葉県青連や関東ブロック等の対外活動にも積極的に参加し、より広い視野での組織運営に務めて参ります。更に、今後の組織を考えるための土台作りを行い、新しいビジネスの創造に繋がる事業や、市民の皆さまに参加して頂けるイベントを通じて、全ての会員が同じベクトルでYEG活動することにより地域産業の活性化、自己研鑽、そして自事業の充実・発展するよう私自身先頭に立って行動して参ります。
役員はじめ会員の皆様、一年間どうぞ宜しくお願い致します。