6月定例会「事業繁栄!社長が知っておきたい決算書の見方!セミナー」のご報告

こんにちわ。会長の宮田です。

 

6月12日に開催した、6月定例会である「事業繁栄!社長が知っておきたい決算書の見方!セミナー」の開催報告をさせていただきます。

青年部活動の大きな目的の一つである経済・経営に関する勉強会として、本年度1回目のテーマは、決算書について取り上げました。

 

 

年1回(企業によっては4半期決算)、会社の成績として重要な成績表である決算書。

しかし意外と自社の決算書の内容を把握し、売上はいくらか、利益はいくらかを明確にすぐに説明できますでしょうか。基礎的であるようで、なにか複雑な決算書を改めて紐解き、わかりやすくレクチャーをいただきました。

主に、貸借対照表と損益計算書の見方、構成、また一概に利益とはいうものの、売上総利益、営業利益と経常利益、特別利益、税引前当期純利益、当期純利益とそれぞれの意味合いを改めて勉強しました。

 

 

後半では、例となる2社の決算書の比較から、売り上げと利益のバランス、また決算書から読み解く優良な会社の評価など実践で使えるケーススタディを交えながらの有意義な勉強会でした。

参加したメンバーも一様に真剣に受講し、自社の評価、また取引先の与信管理においても役に立つ実戦的な勉強会となりました。

必ずや、各企業の成長に役立つ内容であったと確信できる定例会となりました。

設営を担当された田中委員長率いる資質向上委員会の皆様、本当にお疲れさまでした。

また参加されたメンバーの皆様、そしてOBの皆様、ご参加ありがとうございました。

そして、なにより当青年部にご興味を持ってご参加いただきました5名のオブザーバー(体験入会)の皆様、本当にありがとうございました!!!

 

と、ちょっと、ここで書籍のご紹介を。

 

 

商工会議所設立、そして日本実業界の父である渋沢栄一氏の書物で「論語と算盤」をご紹介します。

日本実業界の父が、生涯を通じて貫いた経営哲学とはなにかを説いた内容で、「利潤と道徳を調和させる」という経済人がなすべき道を示し、資本主義の本質を追及した経営、労働、人材育成を核とする渋沢栄一氏の経営哲学を分かりやすく、現代に照らし合わせ守屋淳氏の訳で構成されております。

私は書物の中で印象に残った一節に、

「国家が健全に発展を遂げていくためには、商工業においても ~中略~ 常に周囲に敵があってこれに苦しめられ、その敵と戦って必ず勝って見せる気概がなくては、決して成長も進歩もない。」

というものかありました。

当たり前もあり、刺激的でもあり。

お客様、相手、地域活動においても、よりよいものを提供していくには、当然必要であり、それこそが「切磋琢磨」であると強く感じました。

是非、皆様も手に取って読んでみてくださいね。

 

さらに成長していく青年部。

第一回勉強会に続き、11月までの間で、2回の分科会(経営系)を予定しております。

メンバーの皆様をはじめ、ちょっと青年部を見てみたいという体験入会の方も大歓迎です。

 

是非是非、引き続き、青年部をよろしくお願い致します。

 

「縁から絆へ」

~広がれ、つながれ、未来の市川へ~